身近な話題になった熟年離婚

2010年06月30日

熟年離婚が身近な話題になったことをきっかけに、夫婦関係をもう一度見直す夫婦が増えてきたようです。夫婦関係は、本来、お互いのかけがえのない存在と長い信頼関係を与えてくれます。しかしそれでも、いろいろな要因が多くの離婚へとつながっていくのです。夫婦間の愛情について考え直す事も、幸せな生き方を探すための一つの方法といえます。その答えの一つが、熟年と言える年頃で、離婚という選択肢を選ぶ事なのです。ここで、熟年離婚を考えている夫婦について考えてみましょう。何らかのトラブルによって、夫婦間に隙間風が吹くとどうなるでしょうか?顔を合わせても何だがぎこちなくなっていたり、嫌悪なムードになってしまっています。また、別居を始める夫婦もいます。こんな状態では、周りの人たちが、なぜあの夫婦はあんなに仲が悪いのに結婚生活を続けているのだろうと思っても、おかしくはありません。

そんな状態であれば、離婚して全く新しい生活を送る方がお互いにとって、良い結果がもたらされるの可能性だってあるのかもしれません。確かに、熟年での離婚には、少なからずリスクがあると考える方も多いでしょう。老後の生活を送るためのお金が心配だという人も多いはずです。それでも、窮屈な気分で毎日を過ごすよりも、自分の人生は自分で切り開いて、自由な毎日を送りたいと思う方が増えてきています。さらに、昔と比べて、離婚後に受ける男女間の利益の差は少なくなってきています。このような背景や理由によって、今後も熟年離婚はどんどん増えていくと考えられているのです。

では、熟年離婚の理由とはいったい何でしょうが?それは千差万別ですが、こんな背景があるようです。1986年に施行された男女雇用機会均等法を機に、女性の社会進出が進んだことや、DVの増加、また浮気が熟年離婚の原因に繋がっていることが挙げられます。さらにはこんな背景もあるようです。 2007年4月、厚生年金制度の仕組みが変わり、年金分割制度が始まりました。この年金分割制度が施行された後、離婚を検討していた熟年夫婦が一気に離婚に動きました。これが熟年離婚が急増し、社会に大きく取り上げられた理由なのです。では、熟年離婚に至るトラブルを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?それは、熟年離婚の対策と原因をよく理解しておく事が重要だと言えます。



Posted by daihihsad at 18:06│Comments(0)
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